公益社団法人シャンティ国際ボランティア会

「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和（シャンティ）な社会の実現を目指し、1981年に設立しました。カンボジアの内戦によるカンボジア難民への支援から始まり、タイ国内の難民キャンプにて、図書の印刷・出版、図書館活動に取り組みました。現在では、カンボジア、ラオス、タイ国境沿いのミャンマー（ビルマ）難民キャンプ、アフガニスタン、ミャンマー、ネパールに国を広げながら、日本国内を含む7か国8地域で、図書を中心とした教育文化支援活動、緊急人道支援活動を行っています。
シャンティは教育には人生を変える力があると信じ、本に触れる文化づくりと教育の質の向上を目指しています。そのためには「学ぶための本や教材」「学びを届ける人」「安心して学べる場所」そして「学びと出会うための活動」が欠かせません。シャンティはこの4つの要素を現地の職員や行政官、住民とともに子どもたちに届けています。
教育課題の解決に取り組むだけでなく、持続可能な開発目標（SDGｓ）が掲げる様々な目標達成に向けて取り組んでいます。また、日本のボランティアの参加により絵本に翻訳シールを貼りつけ、アジアの国に送る「絵本を届ける運動」やフェアトレードブランド「クラフトエイド」を通して、日本国内で市民が国際協力に参加できる機会を長年提供してきました。