多摩川水源森林隊

東京都水道局では、都民へ安全でおいしい水をお届けするため、多摩川上流域に広がる森林の多くを１１０年以上前から直接管理しています。
しかし、近年、水道局による管理が及ばない民有の人工林の一部で、林業の不振などを原因とした手入れ不足が生じ、森林の荒廃が進んでいます。
このような森林を、水源地にふさわしい緑豊かな森林へと再生するため、平成１４年に多摩川水源森林隊を設立し、森づくり活動を始めました。
多摩川水源森林隊では、ボランティアで森づくりに参加していただける方を募集し、定期的に多摩川上流域の森林の手入れを行っています。
今では、東京都内だけでなく、関東近県にお住いの1,200名を超える方にボランティア隊員として登録いただいており、年間150回程度の活動を行っています。
森は手入れをすることで、水を蓄えることのできる豊かな森林へ成長していきます。そして、森の中の作業で汗をかくと、気持ちもリフレッシュできます。
四季折々の自然に囲まれながら、森林隊の仲間と水源の森づくりをしてみませんか。