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最貧困地区の学校改修=熊本のNPOなど、外務省支援―インド北部
2025.04.16

【アグラ(インド)時事】世界遺産「タージマハル廟(びょう)」で知られるインド北部アグラで15日、熊本県と現地のNPOが連携して改修した公立学校の落成式典が行われた。日本外務省による途上国向け無償資金協力の予算を使って実施した。事業費は約6290万円。
学校のあるカルワリ地区はアグラ市内の最貧困地区の一つ。識字率は低く、低カーストやカースト外の旧被差別階層の人々が多く暮らしている。
学校には中学校までの生徒約350人が通う。改修前はトイレの数が少なく、特に女子生徒が登校を避ける要因になっていた。昨年3月に始まった改修工事ではトイレを増やし、浄水設備やパソコン用の教室を整備するなどした。
実施した日本側のNPO法人「れんげ国際ボランティア会」(熊本県玉名市)の伊藤重剛さん(73)は「貧困が諸悪の根源。ここでパソコンや英語を学び、悪循環から好循環に転じていければいい」と話した。
在インド日本大使館の小寺次郎参事官は「プロジェクトが日本への興味をかき立て、将来日本とインドをつなぐ懸け橋となることを願っている」と、子供たちに呼び掛けた。
学校のあるカルワリ地区はアグラ市内の最貧困地区の一つ。識字率は低く、低カーストやカースト外の旧被差別階層の人々が多く暮らしている。
学校には中学校までの生徒約350人が通う。改修前はトイレの数が少なく、特に女子生徒が登校を避ける要因になっていた。昨年3月に始まった改修工事ではトイレを増やし、浄水設備やパソコン用の教室を整備するなどした。
実施した日本側のNPO法人「れんげ国際ボランティア会」(熊本県玉名市)の伊藤重剛さん(73)は「貧困が諸悪の根源。ここでパソコンや英語を学び、悪循環から好循環に転じていければいい」と話した。
在インド日本大使館の小寺次郎参事官は「プロジェクトが日本への興味をかき立て、将来日本とインドをつなぐ懸け橋となることを願っている」と、子供たちに呼び掛けた。