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「地域の善意で支えられた桜」 東かがわで地元有志がライトアップ
2025.04.08

香川県東かがわ市小海(おうみ)にある「小海の松崎桜」が見頃を迎えている。地元の有志によるライトアップが行われ、キリンなどのオブジェと共に、訪れた人たちを楽しませている。
近くに住む岡田成生(しげお)さん(62)によると、小海の松崎桜は、1993年の東四国国体開催を記念して小海川の土手沿いに植えられた。しかし、手入れをしていた地域住民が亡くなると、ササが茂り、桜が見えなくなるほど荒れてしまった。憂えた松崎地区の住民が2022年1月、ボランティアでササを刈って整備し、照明デザイナーでもある岡田さんが住民らへの感謝を込めてライトアップを始めた。
4年目になる今年からは活動に共感した坂出市の造形作家、岡山富男さんが、豚とキリンのオブジェ計6匹を貸し出してくれたという。岡田さんは「ここの桜は、地域住民の善意によって支えられている。温かい気持ちを感じながら見てほしい」と話す。
桜を見に来た渡辺帆稀(ほまれ)さん(8)は「桜がきれいで、豚さんやキリンさんもかわいかった」。姉の果菜咲(かなえ)さん(9)は「キリンが寝転がっているのがかわいかった」と話した。開花している間は毎晩ライトアップを行うという。(木野村隆宏)
近くに住む岡田成生(しげお)さん(62)によると、小海の松崎桜は、1993年の東四国国体開催を記念して小海川の土手沿いに植えられた。しかし、手入れをしていた地域住民が亡くなると、ササが茂り、桜が見えなくなるほど荒れてしまった。憂えた松崎地区の住民が2022年1月、ボランティアでササを刈って整備し、照明デザイナーでもある岡田さんが住民らへの感謝を込めてライトアップを始めた。
4年目になる今年からは活動に共感した坂出市の造形作家、岡山富男さんが、豚とキリンのオブジェ計6匹を貸し出してくれたという。岡田さんは「ここの桜は、地域住民の善意によって支えられている。温かい気持ちを感じながら見てほしい」と話す。
桜を見に来た渡辺帆稀(ほまれ)さん(8)は「桜がきれいで、豚さんやキリンさんもかわいかった」。姉の果菜咲(かなえ)さん(9)は「キリンが寝転がっているのがかわいかった」と話した。開花している間は毎晩ライトアップを行うという。(木野村隆宏)