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川崎の動物愛護センター アニコム損保に「譲渡猫室」命名権 愛称決定「ねこちゃんとの出会いルーム」

2025.04.03
 川崎市は、市動物愛護センター(中原区上平間)内の譲渡猫室のネーミングライツパートナー契約を、アニコム損害保険(東京都新宿区)と結んだ、と発表した。譲渡室の愛称は「アニコムねこちゃんとの出会いルーム」に決まった。

 ネーミングライツ料は年間30万円、期間は4月1日から3年間。譲渡猫室は42平方メートルで、センターで保護されている19匹の猫の一部が生活しており、引き取り先を待っている。

 センターは、不妊や去勢などの手術を行う「手術室」、引き取り希望者らが保護動物の普段の様子を見る「行動観察室」、動物に関する本を読める「学習コーナー」のネーミングライツも募集している。

 アニコム損害保険は日本のペット保険の草分けとされる。担当者は「センターの業務は多岐にわたり、市民ボランティアや企業の支援のおかげで活動できる。今回のパートナー契約もありがたい」と話している。(布施谷航)