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川崎・しんゆり芸術祭を支えるボランティア ポスティングに汗 新百合で4月6日開幕
2025.03.27

小田急線新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)の周辺施設で4月6日に開幕する「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」。広報活動やホール運営を支えるのが市民ボランティアだ。年齢層は10~80代と幅広く、毎年参加する常連も多い。ボランティアの魅力や思いは。(佐藤圭)
17回目の今回は5月11日までの期間中、昭和音楽大学や市アートセンター、市麻生市民館などのホールを会場に、クラシックやジャズ、演劇、映画、能・狂言など30演目40公演が予定されている。ボランティアは昨年12月に募集し、約120人が応募。2月から広報活動などを始めた。
開幕を約2週間後に控えた25日午前、ボランティア6人が、麻生区内の約600戸にパンフレットをポスティングした。8回目の参加となる中尾良弘さん(72)は「地味な活動だが、これをやらないと客の入りは悪い。芸術祭のことを知らない人はまだまだ多い」と力を込める。
「定年退職後、地域に自分の居場所をつくりたいと思った。知り合いもでき、地域に貢献できる」と中尾さん。これまで毛嫌いしていたオペラの運営を手伝ったことが印象深く、「迫力に負けて一気にファンになった。世界が広がった」と振り返る。
2回目の10年から毎年参加している中薗つや子さん(57)も「コロナ禍では存続の危機に陥ったが、みんなの力で乗り越えてきた。顔なじみのメンバーと会えるのが楽しい」と笑顔を見せる。
サポート的な役割にとどまらず、ボランティアが主体的に関与するのが子供向けのプログラムだ。今回は5月5日、「子どものための音楽ショータイム~歌って踊ろうミュージックパーティー~」を企画。ボランティアらが、会場を風船などで飾り付ける準備を進めている。担当する吉良幸子さん(73)は「ボランティアで作り上げる公演。子どもたちに良い思い出を残してあげたい」と張り切っている。
チケットは、しんゆりチケットセンター=電044(959)2255=などで販売中。問い合わせは実行委員会事務局=電044(952)5024=へ。
17回目の今回は5月11日までの期間中、昭和音楽大学や市アートセンター、市麻生市民館などのホールを会場に、クラシックやジャズ、演劇、映画、能・狂言など30演目40公演が予定されている。ボランティアは昨年12月に募集し、約120人が応募。2月から広報活動などを始めた。
開幕を約2週間後に控えた25日午前、ボランティア6人が、麻生区内の約600戸にパンフレットをポスティングした。8回目の参加となる中尾良弘さん(72)は「地味な活動だが、これをやらないと客の入りは悪い。芸術祭のことを知らない人はまだまだ多い」と力を込める。
「定年退職後、地域に自分の居場所をつくりたいと思った。知り合いもでき、地域に貢献できる」と中尾さん。これまで毛嫌いしていたオペラの運営を手伝ったことが印象深く、「迫力に負けて一気にファンになった。世界が広がった」と振り返る。
2回目の10年から毎年参加している中薗つや子さん(57)も「コロナ禍では存続の危機に陥ったが、みんなの力で乗り越えてきた。顔なじみのメンバーと会えるのが楽しい」と笑顔を見せる。
サポート的な役割にとどまらず、ボランティアが主体的に関与するのが子供向けのプログラムだ。今回は5月5日、「子どものための音楽ショータイム~歌って踊ろうミュージックパーティー~」を企画。ボランティアらが、会場を風船などで飾り付ける準備を進めている。担当する吉良幸子さん(73)は「ボランティアで作り上げる公演。子どもたちに良い思い出を残してあげたい」と張り切っている。
チケットは、しんゆりチケットセンター=電044(959)2255=などで販売中。問い合わせは実行委員会事務局=電044(952)5024=へ。