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米フェス、18組のアーティスト出演へ 学生ボランティアも意気込み

2025.03.25
 5月24、25日に新潟県長岡市の国営越後丘陵公園で開かれる野外音楽フェスティバル「ながおか米百俵フェス」(米フェス)の全出演者が決まった。主催団体が25日に発表し、「場所も開催時期も新しくなってパワーアップしたフェスを楽しんで」と呼びかけている。
 出演者は1月に第1弾として11組が発表されている。今回は人気の高い「甲斐バンド」や、海外から初参加となる韓国のシンガー・ソングライター「GYUBIN(ギュビン)」らを追加。2日間で18組が出演する。
 米フェスは、長岡市が「長岡花火に次ぐ催しを育てたい」と事業組合と共催し、2018年に始めた。コロナ禍や台風による中止などの影響を受けてきたため、今回は開催時期と会場を変えて2年ぶりに開かれる。
 チケット購入方法や出演者などの情報は、フェスのホームページから。(白石和之)
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 「長岡の新しいシンボルを作りたい」。米フェスの運営には、今回初めて学生ボランティアが参加する。地域の活性化に貢献しようと、140人を超える若者が応募している。
 25日の記者会見には、学生ボランティアとして事前のPRを担当する長岡高専1年の山倉佑季(ゆき)さん(16)と長岡高校2年の若井茉那珂(まなか)さん(17)も参加した。
 若井さんは「長岡花火に次ぐ催しを育てる」というフェスの理念に共感して応募した。「長岡といえば、花火。歌とともに食など、それ以外の良さも知ってもらい、地域創生につなげたい」と意気込みを語った。
 山倉さんは「これまでボランティアをしたことがなかったが、どうしたら多くの人がきてくれるんだろうと、主体的に考えて行動したい」と話した。運営にかかわることを楽しみにしているという。
 主催団体によると、米フェスの存在は知っていても、実際に見た若者は少なかったという。そのためボランティアを通してフェスを体験してほしいと、今回初めて学生ボランティアを募集した。24日までにPR担当には16人、開催当日に会場の運営などを行う担当には125人が応募。運営担当については今月末まで募集を続けるという。(白石和之)