お花見シーズンまもなく　桜の名所・松川の遊覧船もぴかぴかに

　富山市中心部の桜の名所・松川で18日、20日から始まる遊覧船の運航を前に、船体と川沿いの清掃が行われた。
　「富山観光遊覧船」のスタッフとボランティアら3人が、40人乗りの2隻の船を入念に磨き上げ、さお舟を操って、往復2・4キロの遊覧コースの、川底のゴミや、雪の重みで折れた桜の枝などを集めながら、水深や運航の安全を確認した。
　能登半島地震の影響で崩れた護岸の工事（左岸）が6月から始まるため、今年の運航は5月末までを予定している。
　運航管理者の中村珠太（じゅだ）専務（51）は「ニューヨーク・タイムズでも紹介され、富山の魅力が注目されている。安全にきれいな川の流れを楽しんでもらいたい」。（ライター・法野朱美）