シティキャストのユニフォーム
東京2020大会のユニフォームは、様々な年代、性別、国籍の方々が快適に活動できるよう、「暑さ対策・持続可能性・多様性」の3つの観点から開発しました。このユニフォームが、大会期間中キャストとしての一体感を醸成するとともに、大会全体の雰囲気を盛り上げました。
デザインのポイント
大会エンブレムの市松模様を大胆に配置することで、東京らしさを表現するとともに、濃紺と白のコントラストにより、都市の中での高い識別性を実現しました。
大会スタッフと同じ「藍」の大会カラーを採用することで、フィールドキャストとシティキャストの一体感を表現しました。
開発のポイント
- ・暑さ対策
- 東京2020大会と同じ状況下(時期)での試作品テストを重ねることで、高温多湿の日本の夏において快適に活動できる、優れた吸汗速乾性や通気性を実現しました。同時に、ウエアについては可動性を高めたシルエットとなっており、動きやすさ、着心地の良さも追及しています。
- ・持続可能性
- 各種アイテムは、再生ポリエステル材や植物由来材を多く取り入れており、また、一部のアイテムの包装材には焼却時にCO2を吸収する素材を使用する等、様々な観点から環境への配慮を取り入れています。
- ・多様性
- 様々な年代、性別、国籍の方々が快適に活動できるようユニセックスシルエットを採用し、幅広いサイズ展開をしています。また、ポロシャツのボタンはスナップダウンボタン仕様となっており、外しやすさを追求しました。
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■ポロシャツ
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■ジャケット
■パンツ(膝から下は着脱可能)
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■シューズ
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■ソックス
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■ハット
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■バッグ