体験談
2012年、3.11からちょうど1年後に女川市で初めてボランティアを経験しました。この時は企画されたボランティアツアーに参加しました。それ以降、災害ボランティアを中心に活動しています。ボランティアは一見すると人のためにやっていますが、自分のためにやっていることだとも思っています。実際に自分自身が被災した時はもちろんですが、ボランティアを通じて内省するいい機会になります。その一例がボランティアを「してやっている」という意識が無くなったことです。そのような気持ちで行くのなら、そもそも有償で仕事として引き受けた方がモヤモヤしなくて済むからです。幸い私の場合は2回目の災害ボランティアに参加した際、このお話を現地の役所の方からお聞きしました。最初はそこまで・・・?と感じたのですが、実際に作業をして、内省していく中でそのとおりだなぁ、と捉えられるようになりました。