活動レポート
つながる!!Tokyoボランティアフェスタ2023
3月12日、ホーム味スタで横浜FC戦が行われたこの日、遠く湾岸の地では東京都主催のボランティアの祭典が開催され、FC東京・スポーツボランティアからも2名が出張しました。
我々がブースで行ったのは、バーチャル体験と称するワークショップ。分身ロボット「OriHime」で会場と味の素スタジアムとをつなぎ、活動の疑似体験をしてもらう試みです。
体験していただいたのは「ビン缶移しかえ」。入場ゲート近くでテーブルに紙コップ(クラブ特製)を用意し、客席に持ち込めないビン、缶飲料の移しかえをお願いしています。その「ご協力ください」という呼びかけを、ボラフェスタにご来場の皆さんにバーチャル体験していただきました。
会場のオリヒメ(以下、クルーズちゃん)のマイクに話しかけると、スタジアムのオリヒメ(以下、味スタちゃん)の額のカメラが、移しかえテーブルに立ち寄ったお客さまのリアクションをクルーズちゃん連動のタブレットに映し出してくれます。タブレットでは味スタちゃんの首や腕を動かすボディランゲージも操作可能で、その度に「かわいい~」という声が聞こえてきました。
試合開始直前には、サービス精神旺盛なFC東京スタッフが味スタちゃんを抱えてスタジアム内に潜入。選手入場の瞬間をすぐそばで映してくれるサプライズもありました。普通はお金を払っても見られない試合会場の裏側に、その場に居合わせた方々から歓声が上がりました。
機材トラブルや準備不足で「もうちょっと工夫できたよなあ」という悔しさを覚えつつも、ボランティアの楽しみや価値を知る皆さんと時間を共にできたことを嬉しく思います。
ご参加いただいた皆さま、いつの日か味の素スタジアムでお会いできるのを楽しみにしております。
のぐち