活動レポート
味の素スタジアムでやさしい日本語のイベントを実施しました!①
掲載日 | 2022.08.19 |
東京都生活文化スポーツ局 都民生活部
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FC東京の皆さんに「やさしい日本語」研修を実施しました!
「やさしい日本語」は、外国の方や障害のある方など様々な人々とのコミュニケーションに役立つ考え方であり、簡単なコツを学べば誰でも取り組むことができます。東京都は、すべての人々にとって暮らしやすい東京を目指して「やさしい日本語」を推進しています。
このたび、その取組の一つとして、JリーグのFC東京と協力することになりました。
まずは第1弾ということで、去る7月17日(日)、スタジアムに来場する様々な方とのコミュニケーションに活用していただこうと、
FC東京のチームスタッフや、同チームの試合運営等を支えるFC東京・スポーツボランティアの皆さんに対して「やさしい日本語」の研修を実施しました。
試合前に味の素スタジアムの記者会見室を使わせていただき、スタッフ・ボランティア合わせて40名余りにご参加いただきました。FC東京は地域連携(ホームタウン活動)に力を入れているクラブですし、観客にも外国人はじめ様々な方が増えているということで、皆さん意識が高く、熱心に聞いていただきました。講師を務めた私(都民生活部職員)も話しやすく、伝えがいのある研修となりました。
研修後、参加者から「とても面白かった」「やさしい日本語という言葉は知っていてもどういうものか知らなかったので、受けてよかった」「自分でやってみると意外と難しい」といった感想をいただきました。
当日は、研修に加えて、スポーツボランティアの皆さんの活動を見学し、試合後にはスタジアムのゴミ拾い活動にも参加しました。FC東京・スポーツボランティアは以前VLNの記事でもとりあげましたが、クラブとは独立して特長ある活動を行っている皆さんです。ここ2年ほどは新型コロナのせいで思うような活動をできませんでしたが、今年度は本格的に活動を再開しているところだそうです。
https://www.tokyo-vln.jp/learn/interview/51672
「やさしい日本語」をきっかけとして、そうしたボランティアの皆さんと知り合い、今後の連携に向けた関係づくりの一歩を踏み出せたのもこの日の大きな成果だったように思います。今後も引き続き連携していけることを願っていますし、楽しみにしています。
(「その2」に続きます。)
By:YM