活動レポート
スポボラの魅力発見‼第1回ボランティアを応援するセミナー
掲載日 | 2022.07.12 |
東京都生活文化スポーツ局 都民生活部
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開催報告
さる6月25日(土)、日本科学未来館の未来館ホールをメイン会場として対面&オンラインのハイブリッド型で、「スポボラの魅力発見‼第1回ボランティアを応援するセミナー」を開催しました。
このセミナーは東京都が、東京ボランティアレガシーネットワーク(VLN)登録者の皆さんをはじめ、ボランティアに関心の高い方々や今まさに活動に取り組んでいる方々を応援する目的で開催するもので、今回はその記念すべき第1回目でした。
今回は初回ということで、このVLNが東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機としてできたことや、この夏に東京都として大会1周年記念イベントを控えている(そしてそこでもボランティアの方々が活躍される)ことから、「スポーツボランティア(スポボラ)」をテーマとして、文教大学の二宮雅也教授やオンボラ・コミnet.の市川浩二氏、日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)の但野秀信氏、FC東京・市民スポーツボランティアの吉田英樹氏という、スポボラに精通した皆さまにご登壇いただきました。
当日は、会場、ウェビナー、YouTubeライブ合わせて216名の方々にお申し込みいただきました。参加者の中には、シティキャストやフィールドキャストのユニフォームを着て盛り上げてくれる方もいらっしゃいました。
セミナーは、二宮先生の基調講演「スポーツボランティアの魅力 ~支える面白さ~」から始まり、登壇者4名のトークセッション、そして質疑応答と続きました。それぞれの詳細についてはとてもここには書ききれませんが、豊富なエピソードと資料でスポボラならではの面白さを伝える二宮先生の講演も、現場ならではの多様な取組と課題や工夫を語っていただいたトークセッションも、それぞれ楽しんでいただけたのではないでしょうか。最後は会場からもいくつか積極的なご質問も寄せられました。
本レポート執筆者としては、運営側にせよ参加側にせよ、一つの枠に狭く固まりすぎないことの重要性、参加する人々の敷居を下げることの大切さ、といったお話が非常に興味深かったです。色々やってもよし(「ボランティア・ツーリズム」って発想は面白いですね)、その中で気に入ったらどっぷりつかってもよし、という感じで様々な活動を楽しめるようになるといいですね。
参加者に対するアンケートでは「スポボラの楽しさが伝わりました。次の活動機会が楽しみになりました。」や「いろんな形のスポボラがあることを知って勉強になりました。」といったポジティブな声が寄せられました。今回は久しぶりの対面、かつ初めてのハイブリッド開催ということで私たちにとっても一つのチャレンジでしたが、いくつかの反省点はありつつも、まずは手応えのあるセミナーとなってよかったです。
東京都は、今後もテーマを変えながら、ボランティアの魅力を発見し、皆さまの活動を応援していくセミナーを開催していきます。今回は参加できなかった方も、お時間が合えば、あるいは興味のあるテーマがありましたらぜひご参加ください。よろしくお願いします。