おもてなし親善大使育成塾の取り組み紹介

令和６年度実施

こんにちは。東京都産業労働局観光部です。
今回は、令和6年に実施したおもてなし親善大使育成塾（※）の取り組みについて、ご紹介します。

※おもてなし親善大使育成塾とは？
都内在住又は在学の中学生・高校生を対象に、外国人旅行者への接し方や「おもてなし」の手法を学ぶ２日間のプログラムです。育成塾を修了した学生は「おもてなし親善大使」に任命され、年間を通じて様々な研修・活動に参加できます。

■開催概要
23区・多摩地区を会場に、A・B・C・Dの4日程で開催しました。1日目は研修会場で座学の講義、2日目は浅草等で観光体験学習ツアーに参加し、フィールドワークを行いました。
参加人数は約200名、募集定員を大きく上回る応募をいただきました！

■実施日時
Ａ日程（多摩地区会場） 令和6年７月23日（火）、24日(水)
Ｂ日程（23区会場）　　令和6年８月4日(日)、5日(月)
Ｃ日程（23区会場）　　令和6年８月20日(火)、21日（水）　
D日程（多摩地区会場） 令和6年8月27日(火)、28日(水)

■プログラム内容
＜ 1日目：座学＞
5名の講師から、東京の観光や歴史、英会話、おもてなしの心について学びました。ゲームを交えた楽しい講義で、参加者は集中力を切らさずに積極的に学んでいました。丸1日の講義でしたが、ディスカッションやペアワーク等があり、参加した方々が集中力を切らすことなく、楽しそうに積極的に学んでいる姿が印象的でした。

＜2日目：体験学習＞
浅草などで観光体験学習ツアーを実施。人力車に乗ったり、忍者サムライツアーに参加したり、はとバスや東京観光ボランティアのガイド体験を通じて、実践的なスキルを学びました。初めての体験に笑顔が溢れ、参加者同士の交流も深まりました。

■参加者の声
今回約200人の方に参加していただきましたが、2日間を通して「満足した」という感想を多くいただくことができました。

■参加者の感想
・とても楽しい経験でした。日本の良さを発信することの大切さを学ぶことができた。
・このプログラムを通して自分の英語力に自信を持つことができるようになってよかった。
・おもてなし業の最前線で働く方々のお話をお伺いすることができ、とても楽しい時間でした。
・生徒同士で話し合ったり先生と話したりできて飽きずに楽しむことができた。
・いろいろな方の講義を受けて様々な知識を得てとても貴重な機会でした！

修了生は9月の任命式で「おもてなし親善大使」として任命され、その後も月1回程度の研修や体験活動に参加し、活動の幅を広げています。