活動レポート
やさしい日本語、はじめませんか?(2)
掲載日 | 2021.11.17 |
東京都生活文化スポーツ局 都民生活部
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急増・多様化する都内の在住外国人
皆さん、こんにちは!東京都生活文化局 都民生活部です。
前回のレポートでは、東京都がやさしい日本語の普及に向けて取り組んでいることについてお話ししました。
今回は、都内の在住外国人の方を取り巻く現状についてお話します。
まずは、都内の在住外国人の方の現状について。
都内外国人はグラフにあるとおり急増しており、コロナ禍で歯止めがかかったものの、
現在でも52万人(令和3年10月現在)を超える外国人が都内で共に生活しています。
都内総人口の約4%が外国人の方です。
国籍はどうでしょう?
こちらは多様化しており、多い国籍から中国、韓国、ベトナム、フィリピン・・・と続きます。実はその大半が非英語圏出身です。
近年では、特にベトナム・ネパール・ミャンマーの方が増えています。
このように、都内で共に暮らす外国人が急増していること、そして、
その国籍も多様化が進んでいることから、どうコミュニケーションをとるか― これが大きな課題となっています。
英語?日本語? 日本語で話しかけてください!
言語に関してはどうでしょう?
少し前の調査にはなりますが、在住外国人の言葉に関する全国調査がありました。
その結果、英語ができる人よりも、日本語ができる人が多いことがわかりました。
また、都内在住外国人向けに行った情報伝達に関するヒアリングでは、
機械翻訳された母国語や、「英語」よりもやさしい日本語での情報発信を希望していることがわかりました。
外国人の方と話すときに、英語で話さなきゃ!と少し身構えてしまうこと、ありませんか?
でも実は、私たちが普段話している「日本語」を、少し工夫して「やさしい日本語」で話すこと。こっちの方が、より伝わるんです。
これだったら、自分たちでもできそうですね。
でも、いきなり「やさしい日本語」で話そうだなんて、どう話せばいいんだろう?
「ポイント」ってないのかな?
・・・あります!
次回からは、やさしい日本語で話すうえでの知っておきたいポイントを、ご紹介します。
どうぞお楽しみに!
みなさんも、やさしい日本語、はじめませんか?