活動レポート
2月28日(水)にVLNカフェ「ボランティア活動にも活かせる!やさしい日本語入門!」を開催しました!
掲載日 | 2024.03.26 |
公益財団法人 東京都つながり創生財団
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ミニセミナーとグループトークの二本立てで開催!
東京ボランティアレガシーネットワーク(VLN)では、2月28日に今年度第4回目のVLNカフェを開催しました!
今回は、やさしい日本語に関心のある方を対象に、やさしい日本語のミニセミナーと、グループでの情報交換を実施しました。
講師は、やさしい日本語の普及啓発に取り組む東京都より、生活文化スポーツ局の村田 陽次さんにお願いしました!
やさしい日本語は、外国人等にもわかるように配慮して、簡単にした日本語のことです。
【ミニセミナー】
ミニセミナーでは、やさしい日本語ができた経緯やコツ、様々な場面での活用例などが紹介されました。
「はさみの法則」(はっきりと、さいごまで、みじかく)は、もっとも大切なコツの一つだそうです。
やさしい日本語は、元々災害時に外国人に情報を早く正しく伝えるために考え出されましたが、
今では災害時のみならず、文化施設、交通機関、医療・福祉の現場、町会自治会活動の場等、さまざまな場面で活用されているとのことです。
今後は、2025年の世界陸上、デフリンピックでもやさしい日本語が活用される予定です。
Zoomのチャット機能を使って、やさしい日本語への書き換え練習にも挑戦しました。
【グループトーク】
グループトークでは、まずやさしい日本語で自己紹介に挑戦しました。実際に使ってみると意外と難しいという声も!
続いて、参加者同士で、やさしい日本語を見たり使ったりした経験について、自由に話し合いました。
トークの一例を場面別に紹介します!
■コンビニで
・外国人のお客さんが来た時、レジの人がゆっくり丁寧な日本語で話していた。
・外国人の店員さんもよく見かけるが、やさしい日本語で話していたので、自然とこちらもやさしい日本語になった。
・レジでよくある質問(お箸が必要か聞く質問など)について、指差しで伝えられるイラストがあった。
■道案内で
・外国人と思われる人に英語で話しかけても、英語がわからない人も意外といる。
・道に迷っている外国人にも、まずは日本語で話していいんだなと思った。
■病院・高齢者施設で
・病院でも、外国人と接する時に「生年月日」を「お誕生日」にする等を意識している。
・高齢者施設でも、介護士の方が使っていた。
■翻訳アプリを使う時
・翻訳アプリに頼る時もあるが、時々意味がわからない翻訳になる。短くやさしい日本語にすると齟齬が少ないと知り、なるほどと思った。
【いただいた感想】
参加者からは、
「やさしい日本語についてわかりやすく教えてもらえた」
「やさしい日本語を使う場面を具体的にイメージでき、明日から使ってみようと思った」
「日本語教師の方、手話通訳をされている方など、さまざまな人たちと出会えて、視野が広がった」
などの感想を頂きました!
今回のVLNカフェが、やさしい日本語を使ってみようと思うきっかけになったらうれしいです!
今回で、今年度のVLNカフェ全4回が終了しました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
来年度もさまざまな交流企画を実施予定です!
詳細はメールマガジン等でお知らせしますのでぜひお楽しみに!