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世界の強豪集結、飯塚国際車いすテニス開幕 小田凱人選手ら注目
2025.04.15

車いすテニスの世界トップランカーが集う、第41回飯塚国際車いすテニス大会が15日、福岡県飯塚市で開幕した。昨夏のパリ・パラリンピックで金メダルを獲得した小田凱人(ときと)、上地結衣両選手らが注目を集めており、大会事務局は観客増を見据えた新たな態勢で臨む。
「ジャパンオープン」として知られるこの大会はアジア最高峰で、全英オープンなど世界4大大会に次ぐ「スーパーシリーズ」に位置づけられている。今回は16カ国・地域の63人がエントリーしており、男子と女子、クアード(四肢まひ)の部門で、それぞれシングルスとダブルスで競う。結果は世界ランクを左右する。今年は、下位グレードの「飯塚オープン」も同時開催し、26人がエントリーした。
ジャパンオープンでは、男女とも世界ランク10位以内の強豪がひしめく中、小田選手が男子シングルスで3連覇を狙い、女子の上地選手も、パリ・パラ、全豪オープンを制した勢いで連覇を目指す。パリ・パラで上地選手と組んで女子ダブルス金の田中愛美選手も上位を狙う。上地選手は「今できる最高のパフォーマンスを見せたい」と話す。
見応えのある試合が続く大会は、個人・企業の寄付や助成金で費用をまかない、延べ約2千人のボランティアが運営を支える。関心の高まりを受けて、今年は、各部門の準決勝や決勝がある19、20の両日は仮設の観客席(180席)を新たに設け、常設の観客席については当日の午前8時から整理券を配布する。昨年に続き、会場横に大型画面を設置し観戦できるパブリックビューイングも実施する。
会場は飯塚市仁保のいいづかスポーツ・リゾートテニスコート。JR新飯塚駅から無料のバスが平日は1往復、土日は飯塚市役所も含めて2往復する。入場無料。詳しくは大会事務局(0948・25・7144)、または大会ホームページ(https://japanopen-tennis.com/info/6675)で案内している。(岩田誠司)
「ジャパンオープン」として知られるこの大会はアジア最高峰で、全英オープンなど世界4大大会に次ぐ「スーパーシリーズ」に位置づけられている。今回は16カ国・地域の63人がエントリーしており、男子と女子、クアード(四肢まひ)の部門で、それぞれシングルスとダブルスで競う。結果は世界ランクを左右する。今年は、下位グレードの「飯塚オープン」も同時開催し、26人がエントリーした。
ジャパンオープンでは、男女とも世界ランク10位以内の強豪がひしめく中、小田選手が男子シングルスで3連覇を狙い、女子の上地選手も、パリ・パラ、全豪オープンを制した勢いで連覇を目指す。パリ・パラで上地選手と組んで女子ダブルス金の田中愛美選手も上位を狙う。上地選手は「今できる最高のパフォーマンスを見せたい」と話す。
見応えのある試合が続く大会は、個人・企業の寄付や助成金で費用をまかない、延べ約2千人のボランティアが運営を支える。関心の高まりを受けて、今年は、各部門の準決勝や決勝がある19、20の両日は仮設の観客席(180席)を新たに設け、常設の観客席については当日の午前8時から整理券を配布する。昨年に続き、会場横に大型画面を設置し観戦できるパブリックビューイングも実施する。
会場は飯塚市仁保のいいづかスポーツ・リゾートテニスコート。JR新飯塚駅から無料のバスが平日は1往復、土日は飯塚市役所も含めて2往復する。入場無料。詳しくは大会事務局(0948・25・7144)、または大会ホームページ(https://japanopen-tennis.com/info/6675)で案内している。(岩田誠司)