都公式「東京アプリ」がリリース　秋には行政手続きも可能に

　東京都は17日、スマートフォン向け公式アプリ「東京アプリ」をリリースした。ボランティアなどに参加するとポイントがもらえる仕組みで、将来的には、マイナンバーカードによる本人認証で行政手続きもアプリ上で可能になるとしている。
　東京アプリでは、都が主催する環境問題や健康づくりに関するイベントやボランティア活動に参加すると、ポイントが付与される。au PAY、d払いと連携しており、QRコード決済で利用できるほか、都立施設の入場チケットとも交換できる。
　今年秋には、マイナンバーカードでの本人確認機能を搭載し、行政手続きをアプリ上で行える仕組みも開始する予定だ。
　アプリの普及に向けては、本人認証をした15歳以上の都民に、1人あたり7千円相当のポイントを給付するキャンペーンも予定している。（中山直樹）