体験談
昨年同様、国立競技場内で「ひよこ」と「スペシャルラン」を担当させていただきました。「ひよこ」は未就学児と保護者が2人1組で<42.195m>を走る種目ですが、待ちくたびれたのか?ママの腕の中ですやすやと眠ったままのひよこちゃん、おばあちゃんと一緒にヨチヨチ歩きのヒヨコちゃん、ぎゃん泣きするひよこちゃん、スタート前に一人で飛び出すひよこちゃん・・・今年も会場には家族の愛情があふれんばかりに広がって大いに盛り上がりました。人気種目で、定員400組超の550組の参加で、昨年よりもさらに参加者が増えました。完走証とひよこクッキーなどの記念品をお配りしました。
「スペシャルラン」は、小学生、小学生以上の障がい者、70歳以上の方用の200m走です。今年は、車いすでの参加者が2名いて、一人は電動車いす、もう一人は手動の車いすでした。手動の車いすは低学年の小学生で、一生懸命に小さな手で車輪を回し、そばではパパが励ましの声援を送り続けていました。その姿を目にした他のボランティアの方々も、一人、二人と応援の声掛けに加わり、その小学生と一緒にゴールまで付き添っていきました。その光景は今も目に焼き付いています。涙をこらえるのに必死でした。最後まで完走した小学生からは、一生懸命に今という瞬間を生きる素晴らしさを学ばせていただき、パパからは子供への深い愛情、包み込むほどの大きな愛情を感じ、心を揺さぶられました。将来的には、車いす参加者のみのレースもできるといいなぁ・・・と願っております。大感動の今回も参加させていただき、ありがとうございました!