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時代装束1千人の練り歩き 今年の春日若宮「おん祭」は15日から
2024.12.12
春日大社(奈良市春日野町)の摂社・若宮神社の例祭「おん祭(まつり)」が15~18日に執り行われる。国重要無形民俗文化財で、今年で889回目となる。
おん祭は平安時代後期の1136年、関白の藤原忠通が天下泰平や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈って始めた祭りとされる。
同大社が6日に発表した開催概要によると、17日午前0時から、若宮神社の神さまをお旅所(たびしょ)に移す「遷幸(せんこう)の儀」があり、同1時からの「暁祭(あかつきさい)」で神楽(かぐら)が奉納される。
正午からは、約1千人が時代装束で市中心部を練り歩く「お渡り式」がある。午後2時半から、神楽などの伝統芸能をお旅所で奉納する「お旅所祭」が夜まで催される。その後、神さまが若宮神社に戻る「還幸(かんこう)の儀」が行われる。18日午後にも相撲や能の奉納がある。
また若宮神社について知ってもらおうと、大社は、おん祭に先立って若宮神社を参拝する「先参り」を16日まで実施し、ボランティアが無料案内を行う。午前9時半~午後0時半で、各日先着50人に祭りゆかりの菓子「意伝坊(いでんぼう)」が振る舞われる。(向井光真)
おん祭は平安時代後期の1136年、関白の藤原忠通が天下泰平や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈って始めた祭りとされる。
同大社が6日に発表した開催概要によると、17日午前0時から、若宮神社の神さまをお旅所(たびしょ)に移す「遷幸(せんこう)の儀」があり、同1時からの「暁祭(あかつきさい)」で神楽(かぐら)が奉納される。
正午からは、約1千人が時代装束で市中心部を練り歩く「お渡り式」がある。午後2時半から、神楽などの伝統芸能をお旅所で奉納する「お旅所祭」が夜まで催される。その後、神さまが若宮神社に戻る「還幸(かんこう)の儀」が行われる。18日午後にも相撲や能の奉納がある。
また若宮神社について知ってもらおうと、大社は、おん祭に先立って若宮神社を参拝する「先参り」を16日まで実施し、ボランティアが無料案内を行う。午前9時半~午後0時半で、各日先着50人に祭りゆかりの菓子「意伝坊(いでんぼう)」が振る舞われる。(向井光真)