活動レポート
ボランティア活動の中で感じるコミュニケーションの壁
国際分野で活動している団体の共通の課題はコミュニケーションの壁です。
八王子市の外国籍の住民は13000人で、100か国以上となっており、多言語化がもとめられていますが、行政や国際分野で活動している団体が全ての言語に対応することは難しい状態にあります。
学習支援・国際理解・国際交流活動の中、言葉の壁が厚く、コミュニケーションの問題はコロナパンデミック以降、深刻化しています。
今回の交流会は、八王子国際協会にご協力していただき、本当の意味の共生を目指すため、課題である「コミュニケーションの壁」について話し合うことにしました。
前半に団体の皆さま、一般市民の皆さまと外国にルーツを持つ皆さまを7つのテーブルに分かれてもらい、それぞれが感じる「コミュニケーションの壁」について意見交換していただきました。その後、各グループ(テーブル)に出た話・課題・解決案を他のグループにプレゼンテーションをしていただきました。
そのときに出た一部の話:
・コミュニケーションの壁は言語だけではなく、文化なども入ります
・違うルーツを持つ方と話すとき、どこまで話したらよいか悩む
・苦手意識は大きな問題?です
後半に、「kokohanaやさしい日本語でつながる八王子の会」代表の宮武茜さんに「やさしい日本語」について簡単に語っていただき、やさしい日本語を体験できるミニワークショップを実施しました。
時間は足りないほどご参加いただいた皆さまは色々話していただき、大変貴重なお時間を過ごすことになりました。
ご参加いただいた皆さまの声(アンケート):
・とても大切な取り組みです。ありがとうございました!
・またやり続けてください
・大変勉強になりました。今後も是非このような交流を実施してください
・団体の皆さまと話し出来て、良かったです
・センターと皆さまと協力して、多文化共生ができるように頑張りたい
など
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!